用語解説

アンダーライト

フォトスタジオで商品写真等の静物体を撮影する場合、カメラマン、カメラアシスタントやディスプレイに関わるデコレーター等、それぞれの役割に応じてポジションが配置されており、フォトスタジオに於いてのワークフローが展開されるのですが、ライトの位置に関する言葉に統一性を持たせれば、写真撮影現場でのコミュニケーションがとりやすく、より円滑なライティング作業が可能となります。ライトの位置に関する表現は「水平方向の位置」を示す呼び方と「垂直方向の位置」を示す呼び方があり、更に次に示されるように分類されます。


●水平方向
・センター:被写体の真正面から照射する場合のライティングポジションを言います。
・サイド:被写体の質感表現に欠かせないライトと言え、真横から照射するライトの位置を言います。
・レンブラント:この言葉の由来は、オランダのレンブラントと言う画家が用いて成功した採光法で、斜め後より光を照射することによって、立体を立体として効率よく表現するために有効なライティングポジションと言えます。
・バック:被写体の真後ろから照射するライトで立体の輪郭表現に有効なライトの位置と言えます。

●垂直方向
・センター:厳密にはカメラレンズの中心軸からの光をさすのですが、現実には非常に再現しにくいポジションと言え、レンズ光軸付近の高さの位置をさす場合は「レベル」という言葉を用いる場合が多いようです。
・アンダー:被写体の下から照射するライトの位置で、メインとなるライトをこの位置に置くと、非日常的な照明効果を得ることができ、
コマーシャル写真の撮影では頻繁に使用されるライティングポジションと言えます。
・ミディアム:センターからトップまでの中間部分を指し、中間より高めはハイ・ミディアム、低めはロー・ミディアム等と呼ばれています。
・トップ:真上から照射する光の位置で、自然光に例えれば正午の太陽の位置となります。商品写真撮影や人物写真撮影など幅広いジャンルの写真撮影に於いてメインのライトとして用いられる場合が多い照明の位置と言えます。



 

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